お子様の成長期のメガネは正しい状態で掛けるのが好ましいのは言うまでもありません。
目とレンズの位置がずれてたり、鼻パットがきちんと合っていないと、レンズの度数が合っていても正しい状態でのメガネとはなりません。お子様は大人に比べて鼻が低く、お肌もデリケートです。そのため、お顔からメガネがずり落ちやすいと言えます。当店では、安心してメガネを掛けていただくために、フィッテイング(掛け具合の調整)にこだわり、横田流フィッテイング術ゴールド認定の店主が、すべてを調整いたします。
デリケートな幼児のお顔には軽くて柔らかくて安心素材の「トマトグラッシーズ」がお勧めです。
本来、メガネは、細かい調整の出来る金属製のフレームがベストですが、小さなお子様となると、そうもいきません。
金属製のフレームの欠点は、少しでも余分な力を加えると変形しやすく、壊れやすいものです。金属製のフレームを扱えるようになるまでは、細かい調整を優先させるよりも、より安全で壊れにくいフレームをお使いになる事をお勧めします。
「トマトグラッシーズ」のフレームは弾力性に優れているので、お子様がメガネに瞬間的な強い力を加えてもすぐにもとの形に戻ります。フレームの材質は、医療カテーテルや哺乳瓶などに使用されている日本食品衛生に合格しているものを使用していますので安心です。
長さの調節のできるテンプルで、パッドは、変形が少ない特殊な樹脂とシリコンでできていますので、お子様のお肌にやさしく、またパッドにズレにくい溝加工を施していますので、滑べらずズレにくくなっています。万が一、部分破損した場合でも部品交換することで、フレーム1本まるごと買い替える必要もないので安心です。
キッズサイズは4サイズ(37mm、40mm、43mm、45mm)展開。
2歳から8歳ぐらいまでのお子様の成長合わせて選べます。
5歳ぐらいからの子供メガネは、丈夫で安心の「ジーンアール」「ライツ」「ミキサージュキッズ」「Kooki Kids」がおすすめです。
子供メガネで一番気を付けなくていけないのがフィッティングです。
お子様の成長期のメガネは正しい状態で掛けるのが好ましいのは言うまでもありません。
目とレンズの位置がずれてたり、鼻パットがきちんと合っていないと、レンズの度数が合っていても正しい状態でのメガネとはなりません。大人と比べてお子様の顔は、まだ顔全体の凹凸が少なくて、肌が柔らかくてデリーケートです。そのため、お顔からメガネがずり落ちやすいと言えます。
当店では、安心してメガネを掛けていただくために、フィッテイング(掛け具合の調整)にこだわり、横田流フィッテイング術ゴールド認定の店主が、すべてを調整いたします。
また、メンテナンスも大切です。(個人差もありますが)動きの激しいお子様ですと、月に1度はご来店いただきまして、歪んだり曲がったした部分を調整いたします。
お子様はメガネに不具合があっても、なかなか言葉に出来ないものです。
そこで、お子様のメガネをチェックする主な5つのポイントをご紹介します。
気になる箇所がございましたら眼鏡店で適切にフィッティングしてもらいましょう。
未調整で、フレームを試着してみると、テンプルの形状が抱え込むように、丸まっていて、顔の側面とテンプルの接触は、耳介の裏側のみになってしまいます。(耳介の裏側のみの接地だと、掛けていてストレスになりますし、ズレやすいです)
子供メガネの限らず、テンプル形状が無意味に抱え込んでいるフレームがありますが、顔の側面に形にトレースするようにします。
市販されているメガネのほとんどは左画像の柄を丸く抱え込んだ形状です。しかし子供のお顔はここまで丸いのは稀です。テンプルの形状を抱え込む形から、直線的にして、テンプルの顔へのファーストタッチは、もみ上げあたりになるようにします。
その目的は圧力が一点に集中するのを、広い範囲に分散させる事にあります。メガネを点から線。線から面で支える事で、ずり落ちにくく優しい掛け心地を生み出します。
未調整のメガネをかけると、そのほとんどが目頭の位置に鼻パットが当たります。
でも力学的に目頭は血管や筋肉が通る場所の為、パットを当てる場所にふさわしくありません。
正しい位置として、それらを避けたポイントが目頭の下あたりにあります。
そこをフィッティングポイントとして鼻パットを当てるのが理想なのです。
またこの辺りから鼻幅が広がるので、パットが安定しやすい場所でもあります。
右の写真の白い○あたりが、クリングスパッドのフィッティングポイントになります
上の左の写真より右の写真のメガネの方が、断然、安定しているのがわかると思います。
上の写真のように、メガネが下がった状態で掛けていたり、斜めにズレて掛けているお子さんがよくいらっしゃいますが、しっかりフィッティング調整しましょう。
フレームの構造上、直せない場合もありますので、フレームを選ぶ時に注意が必要です。
レンズと目の距離(頂間距離)は約12ミリがベストの状態とされています。
その観点から、調整前はかなり離れた状態でしたので、近づけるよう調整しました。
この差により視野が広くなり、違和感も少なくなります。
左右の目とレンズの距離が合っていない子も結構見かけます。
ここは光学的にも大事な所ですのでしっかり揃えましょう。
メガネの傾きが浅い、もしくは垂直に近いメガネは、生活環境での光軸が合わず、使いづらいメガネとなります。黒板を見たりノートを書いたり、外で走ったり中でゲームしたり、あらゆるシーンに対応すべき子供用メガネは7~10度程の傾斜角が必要です。
前傾角はしっかりフィッティングで調節致します。
フレームの構造上直せないものも多いので注意しましょう。
最後に重要な耳周りのフィッティングです。
耳の裏をめくってみましょう。左写真はモダンが耳介の付け根に沿っていない状態で、ずり落ちの原因となります。ずり落ちを防ごうと幅をきつくすると、前に押し出されるという悪循環の形です。フィッティングをしていないとこの形になりがちです。
ここは右の写真のように、耳介にトレースして角度をあわせてストンと落とす形状が理想です。この形状により、押し付けるのではなく触れるという感覚でずれ落ちない、というフィッティングが可能になります。
テンプルから耳周りの調整のポイントは、テンプルが最初に顔に触った箇所からエンドまで、均等な力で圧力を掛けずに触っていることです。
上の左の写真のようにモダンが耳の手前から曲がって、メガネを押し上げる状態。これは鼻パッドと耳の裏からの圧迫で痛みを感じる最悪のパターンです。ここは耳の裏までストレートに収まる形状にフィッティングが必要です。
ほとんどのお子様は、「見えにくい」「ズレ落ちる」「キツイ」など、自分で視力やメガネの掛け具合の異常を教えてくれることはありません。
身近にいる大人が、注意して視力やメガネの掛け具合の変化に気づいてあげなくてはいけません。
当店は、そんなメガネの不安を最小限に抑える為に、フィッティングに着目したメガネ選びをご提案しています。
正しいフィッティングはメガネのストレスを和らげて、眼鏡を掛けようという気持ちに繋がります。またフィッティングによる正しいレンズ位置は、視力や姿勢を守る事にも繋がります。
当店が提供する横田流ゴールドフィッターの技術はその為のものです。是非、お気軽にご相談下さい。